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サウンド・デザイン概論
授業科目名:サウンド・デザイン概論
代表教員:長嶌 寛幸
学期:前期
単位数:2
ジャンル:芸術情報センター開設科目
開設区分:美術併設
交流区分:交流
■授業のテーマ
現代の芸術表現全般に関わる音響に関して、音楽、美術、映像それぞれの立場から、実践的な事例を基に、身体、メディア技術、理論をサウンド・デザインという観点から講義する。
■授業計画及び内容
◎長嶌寛幸(映像研究科) 4月8、15、22日(3回)
・映画におけるサウンドデザインとは?ウォルター・マーチを出発点として
・自作解説:シニギワ『Roadside Picnic』(2013年)
・Buchla シンセサイザーとソフト/ハードウェア DSP を用いたリアルタイム・サウンドデザインの実演
◎古川聖(先端芸術表現科) 5月 13、20、27日(3回)
・「数による音楽:想像力のためのツールとしてのコンピュータ」1990年代から 2006年にかけて、様々なアルゴリズム作曲(音楽をモデル化、数式化し音を生成する)をおこなった。それらをまとめ CD「数による音楽」として出版したが、そこで使われた方法や作品を問題点とともに紹介、検証する。
・「sound travels by composer Hans Tutschku」ゲスト:Hans Tutschku
・「Brain dreams music」プロジェクトの紹介 ゲスト:濱野峻行
脳波の実時間解析と音楽的想起内容の分別、音響化、視覚化のためのシステムの開発プロジェクトとそれをつかった作品、‘it’s almost a song…’の解説、実演を行う。また、その技術の延長上にある複数の人間、つまり複数の脳波(現在は5台だが、もっと 多数にする計画もある)を同時計測し、そのデータ を実時間で分析し相互に比較、関係づけ、可聴化、 視覚化しインスタレーションとして展示する現在進 行中のプロジェクトを解説、実演する。
◎野平一郎(作曲科) 5月27日、6月10、17日(3回)
・楽器と電子音響のミックス作品の歴史と魅力
・ピアノとコンピュータのための「ベートーヴェンの記憶」について
・サックスとコンピュータのための「息の道」について
◎久保田晃弘(多摩美術大学) 7月 1、8日(2回)
・code composition について
・live coding について
◎畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター) 7月 15、22日(2回)
・サウンド・アートをめぐって
※2013、2014年度 サウンド・デザイン概論シラバスより
2014 | |||
2013年7月16日 | 野平 一郎 | Ludwig van Sampling! for piano and computer / ベートーヴェンの記憶 ピアノとリアルタイム・コンピュータのための | |
2014年4月22日 | 長嶌 寛幸 , 松井 茂 | サウンドデザイン概論 | |
2014年7月8日 | 久保田 晃弘 | サウンドデザイン概論 | |
2014年7月22日 | 久保田 晃弘 , 畠中 実 , 長嶌 寛幸 , 松井 茂 | サウンドデザイン概論 |