作詞者 | 手塚 義明(1881-1965.10.17) | ||||||||
作曲者 | 信時 潔(1887.12.29-1965.8.1) | ||||||||
依頼者 | 新潟県知事 | ||||||||
依頼年月日 | 大正13年3月18日 | ||||||||
典拠資料 | 『自大正五年五月 至大正十五年五月 作曲依託関係書類』 | ||||||||
楽曲解説 |
大正13(1924)年3月に新潟県知事より依頼。依頼状、歌詞懸賞募集広告、歌詞原稿、楽譜などが残されている。「国民精神作興」は、大正12(1923)年11月、関東大震災で混乱する社会を、贅沢や危険思想を戒めることで安定させようと発布された「国民精神作興ノ詔書」をうけたものと思われる。作詞者は新潟県六日町中学校や新潟県立三条中学校などの校長を歴任した教育者で、近隣学校の校歌作詞も多く手がけている。作曲者は『海ゆかば』『海道東征』などで知られ、当時東京音楽学校教授。 |
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復元演奏録音日 |
2012年2月23日 東京藝術大学音楽学部千住キャンパス スタジオA |
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復元演奏協力 |
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第一章 | 我等は太陽民族 歴史を負いて 輝くゆくての みちをば踏まん 蒼空の太陽の如 君をば仰ぎ 自由の愛もて 祖国を抱かん | 第二章 | 我等は太陽民族 身ぬちをめぐる 濁らぬ血潮ぞ 民族の誇り 我等の希望は 太陽の如若し 我等の力は 太陽の如強し |
第三章 | 我等は太陽民族 み祖に稟けし ゆるがぬ信仰ぞ 民族の生命 我等の心は 太陽の如明し 我等の愛は 太陽の如博し | 第四章 | 我等は太陽民族 蒼空を仰ぎ 大地に根ざして 人とし萌えん 光のみ親が 萬有生む如く 人類栄ゆく 世界をば創生まん |