| ・明治37年3月6日〜・明治37年2月24日〜旅順港口 第一回閉塞 同3月27日 第二回閉塞・明治37年8月14日 浦汐艦隊 リューリック、グロンボイ 蔚山沖海戦上村艦隊「出雲」から撮影 〔2004 2/10点検〕 | アルバムに挟み込まれた別紙のメモ用紙。メモは寄贈者による。 |
| 明治三十七年三月六日第二艦隊舳艫相卸シテ浦汐斯徳砲撃中ノ光景旗艦出雲ヨリ第二番艦吾妻ヲ見タル図[写真下]其一 | 海上を写した写真だが、劣化のためほとんど識別できず。写真右手にかすかに船が見える。 |
| 仝 流氷中ヲ突進スル出雲前甲板[写真下]第二 | (縦長)海上と甲板が見える。劣化のため細かいことは識別しづらい。 |
| 仝 出雲前甲板ノ結氷 [写真下]第三 | 海上と甲板が見える。劣化のため細かいことは識別しづらい。 |
| 仝 遥カニ浦汐沿岸ノ海面結氷シタルヲ望ム[写真下]第四 | 海上に船がいるとメモにあるが、写真劣化のため識別できず。 |
| 明治三十七年二月廿四日旅順港口第一回閉塞ノ壮挙ニ出雲ヨリ選出ノ五勇士仁川丸ニ乗組ミ齊藤大尉指揮下ニ属シ名挙ノ任務ヲ果シ帰艦セシ際撮影[写真下、右から]二等機関兵伊豆音松、二等水兵安保助蔵、一等機関兵貝原六郎、二等機関兵三島謙六、一等機関兵青木五郎 | (縦長)男性五名立って並んでいる。全員コートや帽子を着て、肩には荷物を掛けている。背後に他にも人がいることが分かる。 |
| 明治三十七年三月廿七日第二回閉塞隊出雲撰出ノ三勇士[写真下、右から]二等機関兵古賀繁雄、一等機関兵木下初蔵、二等水兵杉本三蔵 | (縦長)男性三名が立って並んでいる。全員コートや帽子を着て、肩には荷物を掛けている。 |
| 仝 閉塞隊員韓国海州湾ニ於テ弥彦丸ニ転乗ノ為出雲退艦ニ際シ奏楽シツヽ総員之レヲ送ル | 写真劣化のため識別しづらいが、おそらく甲板に多くの人が並んでいる様子を後方上部より写している。 |
| 明治三十七年三月廿八日第二回閉塞隊員ノ帰艦ヲ迎フ | 写真劣化のため識別しづらいが、おそらく多くの人がいるところを後方上部より写している。 |
| 旗艦出雲ヨリ水雷艇蒼鷹ニ給炭ノ光景[写真下]三十七年七月末浦汐艦隊東京湾附近ニ顕ハレタル中第二艦隊ハ水雷艇隊ヲ引卒シ日向国有明湾ニ仮泊中 | (縦長)制服姿の人などが写っている。 |
| 明治三十七年四月十一日軍艦日進及春日初メテ根拠地ニ来着ス聯合艦隊ハ登舷礼式ヲ行ヒ其安着ヲ祝ス[写真下]春日 | 海上に船が見える。春日であることがメモに明記されている。 |
| 仝年八月十二日上村艦隊旅順方面ニ向フ途次済洲島沖ニ於テ山田戦隊ニ会シ参謀吉田少佐端舟ニ乗シ出雲ニ来リ情報ヲ伝フ此時端舟指揮明石乗組福田少尉出雲后甲板ニ於テ十日黄海々戦ノ戦況ヲ口演ス | 甲板にて、2名ほどが椅子に座り、その周りを大勢の人が囲んでいる。 |
| 仝戦況ヲ聞知シテ第二艦隊ハ針路ヲ転シ進航セントス | 甲板より海上の船を写す。割合鮮明に写っている。 |
| 三十七年八月十四日午前五時出雲左舷艦首遥カニ浦汐艦隊ヲ望ム[写真下]其一 | 海上の船を写している様子。左手前に大砲の一部が写っている。 |
| 仝午前七時頃敵ノ殿艦リューリック少シク後レ隊伍稍ヤ乱レントス[写真下]其二 | 海上の船を写している様子だが、写真の劣化のためかはっきりと識別できない。 |
| 仝午前九時頃リューリック運転困難トナリロシヤグロンボイ之レヲ抜ケントシテ隊伍全ク乱レ我レ之レニ集弾シテ戦最モ酣ナル時[写真下]其三 | 海上の船を写している様子。右手前に大砲の一部が写っている。 |
| 仝戦闘中ニ戦闘旗ヲ掲ケタル上村艦隊吾妻、常盤、磐手ヲ旗艦出雲ヨリ望ム[写真下]其四 | 海上の船を写している。遠方に3隻確認できる。左手前に大砲の一部が写っている。 |
| 仝ロシヤ、グロンボイ僚艦リューリックノ救フベカラザルヲ悟リ北𦨞遁逃セントス[写真下]其五 | 海上の船を写している様子だが、写真の劣化のためかはっきりと識別できない。 |
| 仝蔚山沖海戦ノ後出雲六尹砲ノ発射セシ薬莢ノ一部仝日出雲ニ於ケル発射総弾数二千二百五十発 | 甲板の薬莢を写している。薬莢の上には三人の乗組員が腰掛けている。 |
| 出雲ニ収容セルリューリックノ捕虜前甲板ニ於テ休養ス | (縦長)甲板に大勢の捕虜がいる様子を写している。捕虜達はセーラー服を着ている。 |
| リューリックノ捕虜出雲前甲板ニ於テ休養ス吾カ兵士今ハ朋友トシテ胸襟ヲ披キ之レト談笑ス | (縦長)甲板に大勢の人がおり、捕虜だけではなく日本兵も含まれている様子を写している。右手に大砲の一部が写っている。 |
| 蔚山沖海戦ノ際出雲ノ前檣ニ受ケタル敵ノ弾痕経二尺余[写真下]其一 | (縦長)帆柱にある弾痕を写している。 |
| 仝 上甲板「ケーシング」ノ敵弾痕縦四尺巾三尺余[写真下]其二 | 10名ほどの乗組員が甲板で頭上を見上げている。 |
| 仝 中甲板第二区先任衛兵伍長室敵弾ノ炸裂破壊ス本艦ニ命中セル敵弾三十余個ノ内炸裂セルモノ四個本所モ其一ナリ[写真下]其三 | 室内、奥に1名乗組員が写っている。 |
| 仝中甲板第三区左舷ヨリ入リタル敵弾「ケイシング」ヲ貫キ右舷外板ニ至リテ止マル[写真下]其四 | 船内の機械等に残った弾痕を写している。 |
| 敵弾伝馬舩ヲ破壊シテ艦載水雲艇ヲ貫ク[写真下]其五 | (縦長)敵弾によって壊れた船外の装置を写している。 |
| 最後部煙突及ビ水雷艇ニ命中セル敵弾痕[写真下]其六 | (縦長)敵弾によって壊れた船外の装置を写している。乗組員が複数名写っている。 |
| 蔚山沖海戦ノ翌日佐世保軍港ニ於テ敵弾ニ破壊サレタル艦載水雷艇修理ノ為メ揚陸ノ景[写真下]其一 | (縦長)大勢の乗組員が下で見守る中、水雷艇が持ち上げられている。 |
| 仝六尹砲揚陸ノ光景[写真下]其二 | (縦長)大勢の乗組員が作業のため甲板にいる。船の他に、陸地も写っている。 |
| 大檣及煙突ノ修理[写真下]其三 | (縦長)修理のため、複数名の乗組員が柱に登っている様子を写している。 |
| 三須司令官旗艦磐手ノ受タル敵弾右舷前部「ケースメート」ヲ破壊シ其ノ附近甲板及端舟ヲ破壊シ死傷者七十七名ヲ出ス[写真下]其四 | 日本の戦艦と、その周りで複数の小舟が大勢の人を乗せている様子が写っている。 |
| 敵弾ニ破壊サレタル艦載水雷艇ヲ「ポンツン」ニテ揚陸ノ光景[写真下]其五 | 波止場で作業する乗組員達を船上から写している。 |
| 合戦準備セル出雲上甲板ノ光景 | (縦長)海上。甲板で作業する乗組員達を写している。 |
| 給炭舩ヲ出雲舷側ニ横附ケシ「トランスポーター」ニテ石炭搭載ノ光景 | 甲板で作業する乗組員達を写している。 |
| 出雲後甲板ニ於ケル将校ノ遊戯弓術 后部「シェルターデッキ」ニ於ケル軍楽隊ノ奏楽 | 甲板で弓を引く乗組員と、その手前に椅子に座る乗組員が写っている。写真奥の「シェルターデッキ」は甲板よりも少し高くなっており、その上で軍楽隊が演奏している。 |
| 出雲舷側ヨリ給炭舩ヲ見タル図 | 甲板で作業する乗組員達を写している。 |
| 石炭搭載甲板上ノ混雑 粉末飛散ノ光景 | 甲板で作業する乗組員達を至近距離で写している。 |
| 軍艦旗下方用意 軍楽隊ノ整列 | 甲板に整列する軍楽隊が移っている。手にはトロンボーン、トランペットなど。最前列の男性1名は海軍制服、軍楽隊はセーラー服を着ている。 |
| 中部甲板ニ於ケル兵員衣服洗濯ノ景 | (縦長)大勢の乗組員が甲板で洗濯をしている。 |
| 出雲後部甲板ニ於ケル遊戯「デッキビリヤード」[写真下]上村長官 | 4名の乗組員が写っており、「デッキビリヤード」をしている。全員制服を着ている。左手前に大砲の一部、右手奥にもう1隻の戦艦が写っている。 |
| 中部甲板兵員入浴ノ光景 | 大勢の乗組員が甲板で入浴をしている。 |
| 八尹弾丸ノ補充搭載 | 15名ほどの乗組員が運ぶなどの作業をしている。奥にテントが設けられている。 |
| 明治三十七年八月 出雲后甲板ニ於テ催サレタル上村司令長官ノ茶話会 | 乗組員達、複数のテーブルを囲んで食事をしている。みな制服を着ている。 |
| 后甲板ニ於ケル将校ノ擊剱[写真右下]加藤参謀長 | 甲板にて剣道をしている。奥に2名制服姿の乗組員も写っている。 |
| 前甲板ニ於ケル兵員ノ衣服洗濯 | (縦長)甲板で大勢の乗組員達が洗濯をしている。 |
| 盛夏ノ晩景水雷防禦網ヲ張リタル后兵員遊泳ノ景 | 乗組員達が遊泳する様と、それを見る他の乗組員が写っている。大砲の一部も写っている。 |
| 出雲前甲板出港用意錨揚方ノ景 | 甲板で乗組員達が作業している。奥に1隻の船と、陸地の山々が写っている。 |
| 士官次室の食卓用意 | (縦長)船内の食卓に皿やフォーク・ナイフが準備された様子。ソファーに一人座り、奥に一人立っている。 |
| 対州尾崎湾陸上ニ於ケル兵員ノ相撲 | 陸地での乗組員の相撲の様子。手前には行司、奥には人々と建物が写っている。 |
| 対州尾崎湾[写真下、右より]仮装砲艦神祐丸 仝佐波川丸 | 奥に陸地の山々、手前に船艦が2隻写っている。写真が劣化しており、少々識別しづらい。 |
| 仝 尾崎湾ノ一部 | 湾内の景色。 |