藝大 学園ファンタジー・時間美術館 from Tokyo University of the Arts on Vimeo.
主なスタッフ:(肩書きは撮影当時のもの)
監督:
大絵晃世(東京藝術大学大学院博士課程2年)
出演:
円洲(瀬尾侑之 東京藝術大学油画専攻3年)
布施(布施琳太郎 東京藝術大学油画専攻2年)
モモ
時間泥棒(赤松彰利 街づくりおじさん)
マイスター・ホラ(嘉村哲郎)
声優:
加藤ねい
音楽:
森田江鈴 久保奈津実 Aquiles Hadjis 福田伯堂
映画あらすじ:
舞台は芸術の日本最高学府、「東京藝術大学」。油画科に通う主人公・円洲(エンス)は大学3年生に進学すると同時に絵の制作で行き詰まりを感じ、悩みながら学園生活を送る。
ーこの世界には食べられない人だっているのに、芸術なんて何の役に立つんだろう。芸術って一体何なんだろう・・・?ー
彼女は行き詰まり、とうとう退学届をもらいに行く・・・そんな時ばったり油画科2 年生の布施に出逢う。布施は、「その悩みはある意味正しい」と円洲をヘーゲル哲学などをもって正当化し、彼女を勇気づけることになる。そして円洲は芸術への関心を高める。「芸術終焉論」・・・現代に「本当の芸術」はあるのか?二人は本当の芸術を探す友達となる。
そんな時、二人は上野公園で小さなホームレスの少女「モモ」に出会う。モモによると、本当の芸術は「時間美術館」にある、という。現代人はみんな、時間どろぼうに時間を泥棒され、「心の時計」が動いていない。それを動かすためにも「時間美術館」を見つけ出さなければいけない、と・・・
二人は「心の時計」を動かすため、そして、本当の芸術を探すため、「時間美術館」を探す旅に出る。
ミヒャエル・エンデに捧ぐ、時と芸術をめぐる、愛と友情の学園ドラマ!! (2016年)