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提供: 工芸用語集
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工芸 用語集

カテゴリ一覧


本用語集について

研究背景・目的

 本研究の目的は、日本の文化財ついて使用されている用語を収集・体系化し、それら用語に関する典拠情報を作成する事である。現在文化財管理における資料名称や品質形状等の用語については、各施設の学芸員や研究者により様々な表記・使用方法が存在している。そのため、複数施設間で情報共有する際は、互いに使用する用語の確認が必要であり、1つの資料情報を共有するだけでも多くの時間を要している。このように文化財管理において、ある文化財や美術品にどのような用語を適用するか俯瞰的に参照出来ることは非常に重要な基盤となる。また、各施設で運用が広まっている文化財管理データベースの開発や改良の際にも情報共有の基となる用語の典拠情報があることは非常に有益であると考えている。

用語の収集と整理方法

本研究の対象分野のうち、用語整理のために使用している主な典拠情報は次に示すとおり。

  1. 東京藝術大学芸術資料館蔵書目録(金工Ⅰ・Ⅱ、絵画・書跡)
  2. 京藝術大学大学美術館データベース
  3. 東京国立博物館図版目録(金工・刀装、絵画・日本書跡篇(和様Ⅰ))
  4. 東京国立博物館データベース(protoDB)
  5. 奈良国立博物館蔵品図録目録(金工、絵画篇)
  6. 奈良国立博物館データベース
  7. 文化庁監修国宝・重要文化財大全
  8. 文化庁国指定文化財等データベース

これらの情報源のうち、各機関から出版されている図録等の目録から手作業で用語を収集し、その後各データベース(作品情報・解説)からも同様の収集作業を行った。

制作

  • 総合芸術アーカイブセンター 情報システム・発信研究プロジェクト
    • 河内晋平
    • 嘉村哲郎